「他の人はどれくらい貯金しているんだろう?」
親しい間柄でもなかなか聞きづらいところです。
この記事では貯金1000万円を持っている人の割合や、貯金1000万円でおこる変化などお伝えしていきます。
貯金が1000万円以上ある人の割合
貯金が1000万円以上ある方の割合は以下のとおりです。
年代 | 単身世帯 | 二人以上世帯 |
---|---|---|
20代 | 1.1% | 2.3% |
30代 | 4.6% | 6.6% |
40代 | 7.7% | 7.4% |
50代 | 4.6% | 8.8% |
60代 | 6.6% | 8.6% |
単身世帯より二人以上世帯の方が貯金額は増えますね。
割合で見ると、貯金1000万円は年代問わず少数派なので凄いといえるでしょう。
1000万円を貯めるのに何年かかる?
1000万円を貯めるには月々どのくらい貯金すればいいのでしょうか。
月々の貯金額 | 貯まるまで |
---|---|
1万円 | 83年4カ月 |
3万円 | 27年8カ月 |
5万円 | 16年7カ月 |
10万円 | 8年4カ月 |
月々1万円ずつ貯金した場合、1000万円に到着するのは83年後です。20歳から始めたとしても100歳を過ぎてしまいます。
しかし、月々3万円又は5万円貯金できれば30歳から始めたとしても、60歳までに1000万円を貯めることができますね。
貯金1000万円でおこる心境
1. 急な出費に困らない
- 冠婚葬祭
- 車の車検や修理代
- 家電の故障
これだけではありませんが、貯金が1000万円あると急な出費にもまず対応できます。
そして貯金1000万円あれば、生活に必要なモノで買えないモノはないです。
「お金はいくらあっても不安」それでも明日の生活に影響はほとんど無いはず。
もし貯金がなければどうでしょうか?
「なにか起きたらどうしよう...」という漠然とした不安の中で生活することになります。
キャッシングなどの借金に手を出せば、その返済でさらに苦しくなることも。友達から借金すると、それが原因で気まずい関係になってしまうかもしれません。
2. 仕事をしなくても少しの間生活できる
- 肉体的なストレス
- 職場の人間関係
- 業績不振による倒産のリスク
誰しも一度は「転職」を考えたことがあると思います。
こんなとき貯金がないと、無職の期間を作ることができません(3ヶ月経てば失業保険が適用)。
もし1000万円あれば月々の生活費が20万円としても、4年間は働かなくても生活が成り立つことになります。
これから先の何十年を考えたら物足りませんが、次の職場が決まるまでの家賃や光熱費を含めた生活費などは十分に賄えるはずです。
3. 趣味にお金を使うことができる
程度の差はあれど、趣味にはお金がかかります。
これは無駄遣いではありません。
自分にとって好きなものに出費ができる。
そして感動したり、楽しい時間を過ごしたり、リフレッシュすることでストレスも解消されます。
精神的な健康を買っているともいえますね。
趣味が生きがいや働きがいにつながることだってあるはずです。将来的に貯金する以上の価値になることもあるはずです。
4. 心にゆとりが生まれる
「金持ちだぁ...」みたいな感じはありませんが
「いざとなっても当面の生活は大丈夫」って感じで心に余裕が生まれます。
そうすると落ち着いて物事に取り組めるし、物事をより冷静に判断できるようになります。チャレンジ精神が向上して幸せな人生にもつながるでしょう。
ただ、貯金1000万円でお金の不安は減っても、不安が消えることは無いです。
人はお金を得ることより、失うことの方にストレスや恐怖を感じる生き物なので。
まとめ
お金があると「人生の選択肢が広がります」
人生はお金がすべてではありませんが、生きていくためにはお金が必要で、お金がないと出来ないことがほとんどです。
貯金にとらわれず今を楽しむことも大事ですが、先のことが少しは安心できると今を楽しむこともできますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました