「吹き抜け」ってあこがれませんか?
明るくて、開放的で、映えるし、モデルハウスも吹き抜けを採用しているところが多いですよね。
わが家も吹き抜けを予定していましたが諦めました。
この記事では吹き抜けを断念した理由や、吹き抜けのメリットデメリットを考えていきます。
吹き抜けを断念した理由
断念した理由は以下の3つです。
1. 狭くなる
断念した最も大きな理由が、2階が狭くなるということ。
十分な居住スペースを確保できれば良いですが、お世辞にも大きいと言えないわが家では
- 部屋の数
- トイレや収納スペース
を考えたとき、ゆとりが無くなってしまいました。
当初は6帖くらいの吹き抜けを作る予定でしたが、6帖って普通に部屋ですからね。
-
33坪のお家は狭いのか
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2. 光熱費が心配だった
「それは昔の話で...」
「最近の住宅は断熱気密性が...」
寒いそうですよ。
数値どうこうで説明できませんが、寒いそうです。
当然ハウスメーカーで構造は違うし、床暖房や全館空調があれば快適なのかもしれませんが
導入費用もかかるので、その選択肢はありませんでした。
3. 後悔しそうだった
ネットで拭き抜けと調べると「後悔」という関連ワードが必ずでてきます。
憧れだけでつくって後悔する人が後を絶たないみたいですね。
ぼくは実際に住みだしてから「つくらなくてよかった」と思っているくらいですから、吹き抜けをつくるならそれなりの目的と覚悟が必要です。
吹き抜けのメリット
明るい
吹き抜けってだいたい上に大きめな窓を設置しますよね。
本来なら床や壁がある位置から光を取り込むので、立地が悪くて明るさを取れない場合でも光が入りやすくなります。
開放感がある・映える
吹き抜けは見た目のインパクトが絶大です。
部屋に入った瞬間「お~」ってなります。
シーリングファンやおしゃれな照明を設置すると映えるし、外から見てもオシャレだなぁと思います。
コミュニケーションが取りやすい
間取りにもよりますが、吹き抜けがあるとどこからでも家族の気配を感じたり会話ができます。
2階に向かって「ご飯できたよー」と叫べば声も通りますよ。
吹き抜けのデメリット
狭くなる
2階の床面積が少なくなってしまうことは避けられません。
冬寒い
物理的に上方向に空間が広くなるのでエアコンの効きは悪くなります。
思ったより寒くないと感じても、吹き抜けでない場合と比べると間違いなく寒いでしょう。
音や匂いが筒抜け
家全体に音が響くと
- 夜に足音やテレビの音量に気を使う
- 仕事や勉強に集中できない
- 彼氏彼女を連れてきた時プライベートが確保できない
ということも考えられます。
思春期の子どもは嫌がるかもしれませね?また、調理中の匂いも上がりやすくなります。
掃除やメンテナンスが大変
シーリングファンや高窓の掃除、照明の電球交換は自分ですることが難しく、高所作業になるので危険です。
業者にお願いすると費用も発生します。
片手間で掃除できないので、掃除好きの人からするとストレスかもしれません。
その他
- 建築費用はどうなるか
- 耐震強度はどうなるか
- 転落防止などの安全性
- 窓を設置して隣の家から丸見えにならないか
吹き抜けは注意しないといけないことも多いです。
実際に住んでみてから気づくこともあるでしょう。
吹き抜けは贅沢だ
ばーちゃんが言ってました。
「吹き抜けは贅沢だ」
たしかにムダといえばムダだし、メンテナンスも大変だし、光熱費もかかるし、あながち間違ってないですね。
でもそれを超える魅力があるのも吹き抜けです。
わが家も大きなお家で光熱費が気にならないくらい余裕があれば採用していたかな~。
最後までご覧いただきありがとうございました