ある程度、使えるくらいのお金はあるのに
- お金が気になって旅行を楽しめない
- 外出や友達からの誘いを断る理由がお金
- お金がかかることを避ける
- 本当に欲しい物より安さ優先
- 味よりもとにかく安い食品を買う
- 生活が不快になるまで切り詰めている
こんなことはありませんか?
それは「お金使えない症候群」の可能性があります。
お金使えない症候群とは
その名の通り、お金を使うことができない人です。
ぼくも以前はそうでした。
お金を使うことが苦痛というか、罪悪感を感じてしまうのです。
仕事もしている、生活水準も高くない、借金もない、貯金も少しずつできている。
でも「そのお金があれば〇〇できる」と考えて、お金を使えません。
お金を使えない理由
1. 貯金を減らしたくない
「やっと100万円貯まった、次は200万!」
キリのいい貯金額が貯まったら、そこから減らしたくなくなるんです。
貯金が増えると達成感を得られますが、それと同時にその貯金額を絶対に下回りたくなくなるんですよね。
2. 不安を感じている
「病気になったら...」
「年金はもらえるのだろうか...」
「会社の業績が傾いたら...」
将来のことを考え出したら不安は尽きません。
そして、物事が悪くなる前提で考えてしまいます。
不測の事態に備えて貯金は必要ですが、不安が強すぎて必要以上に貯金を優先してしまうのです。
3. 貯金するのが気持ちいい
貯金が趣味の人って周りにいませんか?
貯金が増えていくと満足感を得られるので、お金を使うことより使わずに貯めることの方が気持ちよく感じてきます。
「浪費するより貯金する方がいいことだ」という認識の人も多いですよね。
お金は適切に使いましょう
お金は増えれば増えるほど、人生を楽しみやすくなることは間違いありません。
しかし、お金は使うためにあります。
使わなかったら、ただの紙です。
- 家を買う→快適な環境を手に入れる
- 趣味のものを買う→没頭する時間を手に入れる
- 教材を買う→新しい知識やスキルを手に入れる
価値のあるものと交換して、初めて意味のあるものになります。
たとえお金を使って苦しい経験になったとしても、その経験は新しい価値観を生んだり視野を広げてくれます。
お金使えない症候群になると
もし、お金使えない症候群になると
- 刺激がない
- 家と職場の往復だけ
- 休日は家に閉じこもる
- 新しいことへの興味関心を失う
人生を窮屈にするだけなんですね。
人間関係に問題が生じることもあるでしょう。
そして、もっとも恐るべきことは「時間を失う」ことです。
家賃がもったいないから移動時間がかかる不便な場所に住んだり、電車やバスを利用せずに何時間も歩いたり。
お金と時間は必ずしもトレードオフではありませんが
お金は無限で、時間は有限です。
まとめ
貯金が増えると安心感が生まれます。
安心感があると新しいことにチャレンジできたり、人生をより楽しめます。
しかしお金を使わなさすぎると、お金の使い方すら忘れてしまいます。
大事なモノを見失わないために、お金は適切に使っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました